レビューにならないレビュー『RNR』

映画のレビューになってないレビューを書いてます

『乱暴と待機』 RNR21

乱暴と待機』  出演 浅野忠信、美波、小池栄子山田孝之 監督 冨永昌敬

http://movies.yahoo.co.jp/movie/%E4%B9%B1%E6%9A%B4%E3%81%A8%E5%BE%85%E6%A9%9F/336483/

4人しか出てきません。この4人が全員ダメじゃん。完全に屈折している。

山田、小池が引越ししてきた時から物語は始まる。山田が近所に引越しましたと挨拶をしていく。そこで兄妹(浅尾、美波)で住んでいる家に行く。山田が妹と知り合う。何処かおどおどして風変わりな妹。後日奥さんの小池がその妹に会う。実は二人は同級生だった。浅尾、美波は兄妹ではなかった。

それぞれに鬱屈した物を抱えている。

浅野忠信は妙に存在感と短いセリフの中に説得力がある。一見冴えなくウダツの上がらない、そして病的な偏執性を堂々と演じている。その堂々さに浅野オーラを感じてしまう。

美波はジャージ姿でロングにメガネでごくせんのヤンクミぽい。ヤンクミよりも微妙なエロさを感じてしまう。他の3人が個性的でアクが強い中で埋没する事無く存在感を出している。この中でキャリアは浅いけど凄い役者になるかもしれない。ただ一つ残念な事は山田との絡みでお尻を見せます。「尻を見せたら乳も見せんかい。」と思ってしまいました。

山田はどこか気弱で人は良いけどいい加減。奥さん小池は妊娠しているけど、美波と浮気はしてしまう。

この手の役はウマいです。

小池はこの人も器用な役者さんだなと思います。今朝のテレビ小説に出てます。母性を感じさせる日本のお母さん役とかが板についてますが、気の強い勝気な人も意地悪い人の役も上手いなと感じました。

この4人が上手く絡み合い溶け込んでいます。話の内容的にはチョット複雑で観ながら同時には理解出来づらいかもしれないです。後からアレはアアだったのかと気がつくような感じです。それは戯曲が話題となり映画化されたという事もあるのかなと思いました。