レビューにならないレビュー『RNR』

映画のレビューになってないレビューを書いてます

『第9地区 』RNR61

第9地区

cast シャルート・コブリー デビィト・ジェームス 監督 ニール・プロムカンプ 制作 ビター・ジャクソン

http://movies.yahoo.co.jp/movie/%E7%AC%AC9%E5%9C%B0%E5%8C%BA/335765/

見終わった後に最初に思ったのは、なんなんだこれは。単に何にも考えない娯楽作品なのか、アメリカやヨーロッパでなく、南アフリカヨハネスブルグにいきなり宇宙船が現れる。アパルトヘイトへの風刺が込められているのかもしれませんが、一見そう思わせといてそんな事はないと感じさせるB級度満載でした。

立ち退き交渉中に感染する主人公。その為、所属していた組織や軍隊に追われる。それに立ち向かう。

かつての仲間たちをかなり惨殺する。お前が一番酷く殺戮者のエイリアンだよと突っ込みしたくなります。

マイム的には特にお勧めはしませんが、私が観てみようと思ったのはある映画好きゴリラ君のレビューから。

本作は原作無し、金無し、キャストに華無し、監督知名度無しと何もかもが無い。

だからこそ製作:ピーター・ジャクソンが輝いて見える(笑)

ピーター・ジャクソン製作のSFってだけで、もう面白いに決まってる。

トレーラーが公開された頃から「まだかな?まだかな?」と首を長くして待っておりましたよ!

しかも本作はB級SF映画なのにアカデミー賞で作品賞などの主要部門にノミネートされた。

これは観た後の方がすげぇって感じたね。 アカデミー会員さん・・・わかってるじゃないとね(笑)

本作で描かれるエイリアンはなんでか知らないけど≪エビ≫って呼ばれる(笑) なんかこれがおかしくて仕方なかった・・・エビって・・・

そんなエビたちは、実に堂々としてる。 普通のSFならエイリアンが登場するまではためらうけども、映画開始数秒で既に宇宙船が映り、数分後にはエビ登場。 予告ではモザイクまでかけられてるってのに(笑) (そういえば予告にあったエビが取り調べ受けてるシーン無かったですよね?)

とにかく本作はエイリアンたちに感情移入してしまう映画。 宇宙船が故障したエイリアン達は南アフリカの≪第9地区≫で、難民同然の扱いを受けて生活をしている。 この設定が今までに無くて面白いですよ。

暴行、搾取、猫缶のぼったくり(にしても何で好物猫缶だよ!)

特に見てて嫌になるのがMNU役人ヴィカスの行動。 何か観てて腹立つ行動ばかりだし、ずる賢い奴だしね。 何よりびっくりなのがそんなヴィカスが主人公ってこと(笑)

しかし中盤にヴィカスはある変身を遂げます。 そこから一気に映画も面白くなっていく。 「エイリアンの武器はエイリアンしか使えない」って設定を上手く使ったなぁと。 にしてもエイリアンの武器すごかった・・・

何か『GANTZ』に出て来そうな位破壊力が半端無かった!!

特に凄い武器は何と言ってもパワードスーツだろう。 あれはこの映画の目玉と言っていいでしょう。

パワードスーツを纏った主人公がロケット弾を捕まえるシーンカッコよかったなぁ~ 男って感じでさ。

人間に魅力が無いからか、エビ達がヤケに魅力的。 エビチルドレンなんてもう・・・かわいかったわ(笑)エビ萌えだわ(笑)

生々しいSFってのが良かった。 インタビュー映像も交えてリアルさを出してたのもよかったし、

何より生々しすぎる表現だよね。 観てた女性客・・・ほとんど引いてたよ(笑) むしろ俺は大歓迎だからニコニコしてたけど(笑)

ラストシーンがすごく良かった。 本当に三年後辺りに『第10地区』あるかな?

観終えた後に、このレビューを見て、なるほどなと思い、面白い映画だったんだと認識させられます。

6/18 鑑賞