レビューにならないレビュー『RNR』

映画のレビューになってないレビューを書いてます

『日本の一番長い日』RNR273

『日本の一番長い日』 2015

cast 役所広司 本木雅弘 山崎努 松坂桃李 堤真一

監督 原田眞人

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http://eiga.com/movie/81487/

ドキュメント的なものとして観るか、映画的物語として観るかで、評価は違ってくるかと思う。また、岡本喜八版と比較しての評価する人もいるが、私的には史実を元にしている物語として映画を楽しみました。岡本喜八は知りません。機会があれば観ようとは思います。

モックンは昭和天皇役のオファーが来た時に、この役を受けて良いのかどうか悩んだと聞きました。今いる俳優の中でこの役を受けられるのは彼しかいないだろうと思います。

ただ知識として終戦直後の総理大臣は鈴木貫太郎。かなりの高齢で戦時中も内閣にいた事は知りませんでした。

東条英機も登場します。禿げ頭の丸メガネ。陸軍大臣で戦時中の総理大臣。それくらいの知識。

この当時の事って、学校ではほとんど習っていない。参考書で東条英機の顔写真が載っているくらい。

役所広司が演じた阿南惟幾。この人の事は物語で読んで知っているくらい。学校の授業では全く取り上げられていません。

東条とは対立する立場にいたかと思います。この映画に関しては東条を含めて詳しくは描かれてません。

全体を通して、ここでやめとけば(終戦を受け入れる) 的なターニングポイントはあったかと思う。ただ、原爆を落とされても主戦論、徹底抗戦に走る軍人もいた。どのタイミングで決断したとしても、軍は割れていたと思う。その結果がその当時の今に至ったわけだが。

ただ物語として観るならこれ以上の犠牲を出させない。日本人の血を流させない。天皇の苦悩。どう決断しても二つに割れる軍に対しての阿南惟幾の苦悩。上手に描かれていたと思います。

それに比べて、敗戦終結玉音放送後もなお、本土決戦を主張していた青年将校たちの思いは今一つ描き切れてなかったかも。

それでも、観るべき映画だと思います。

10/7