レビューにならないレビュー『RNR』

映画のレビューになってないレビューを書いてます

『淵に立つ』RNR303

『淵に立つ』2016

cast 浅野忠信 筒井真理子 古館寛治 篠川桃音 太賀

監督 深田晃司

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http://eiga.com/movie/84756/

1/25

 鑑賞後、非常にモヤモヤ感の残りました。そのモヤモヤ感は(まだ経験はしてませんが)残尿感みたいな、なんかスッキリとしないような、納得しきれないままに終わってしまった。

浅野が起こした事件に古館が関わっている。その結果人を殺めて服役する。それがどんな事件だったのか説明のない。

 

娘が頭から血を流し倒れている。父親の古館が見つける。そこに浅野が立ち尽くしている。浅野はそのまま消えてしまう。浅野が娘に何かをしたのか。たまたま、浅野がそこにいただけなのか。これも説明がない。

 途中途中で伏線と思われる場面はあるが、観た人が色々とこれはこうだと考える感じになっている。

娘の事件から8年後に話は進んでいく。

この映画には主に5人しか出てきません。(娘役が子供から大人に変わりますか゛)

父親役の古館寛治。最近ドラマなどでよく見かけます。脇が中心です。会社の上司とかご近所さんの世話役みたいな主人公と良く絡みながらもストーリ的には影響しない役が多いかと。不思議な存在感と見た目のインパクトがかなりあります。名前を知らない人でも顔を見ると、あ、この人だって思うと思います。

 

娘に大きく関わる母親役の筒井真理子。この方も古館寛治同様に脇での存在感が目立ちます。娘の事件から8年後、10キロ近く太った姿を演じてます。

『ANTIPORNO』 RNR283 ではW主演。その時は脱ぎっぷりに関心しましたが、すごい役者さんだと改めて思いました。

 

主演の浅野忠信は一見好人物と思わせながらも底に潜む闇をチラリと見せる。その闇がモヤモヤ感に繋がっているのかもしれません。その浅野の存在感が古館、筒井を引き立たせているのかもしれません。

映画のコピー 「あの男が現れるまで、私たちは家族だった。」これに尽きます。