レビューにならないレビュー『RNR』

映画のレビューになってないレビューを書いてます

『長州ファイブ』RNR317

『長州ファイブ』 2006

cast 松田龍平 山下徹大 北村有起哉 三浦アキフミ 前田倫良

監督 五十嵐匠

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長州ファイブ : 作品情報 - 映画.com

3/10

維新3傑は知ってましたが、長州5傑は知りませんでした。幕末、長州藩出身の5人がイギリスに渡り西洋の文明を学んでくる。その中の一人、伊藤博文はアメリカに行ったのは知ってたけどイギリスに行ったという事をはじめて知りました。

 

それぞれに学んできたものを日本で創業する。そして創業の父と呼ばれる。この5人の中には歴史的に有名な人物もいれば、そうでない人もいる。いや、これは私に知識が無かっただけかもしれないが。

 

最初は数年間は学ぶつもりでいたが、2人は西洋の文明の落差に落胆して早々に帰国した。外国との争っている場合ではないと説くために。

 

主役の松田龍平演じる山尾庸三。この人の事は知りませんでした。日本工学の父と呼ばれる。日本初の盲唖学校を設立しました。キッカケとなる留学先で知り合った女性との関わりが出てきます。

 

この映画、他の方のレビューを見ると、良くもなく悪くもない無難な評価がなされてますが、私的には高評価をつけたいです。

 

私的に印象に残ったシーン。知合いの女性が暴漢に襲われる。山尾が助けに入るがやられる。殴られて倒れた所に木の棒があった。それを手に取る。暴漢はナイフをチラつかせる。山尾は見事な剣術裁きで暴漢を倒す。

 

伊藤がドヤ街的な所に娼婦を買う。行為を済ましての会話の中に、日本から文明を学びに来た事に対して、文明が高くともこの国は富める者とそうでない貧しい者がいると娼婦は語る。別れ際に「気持ち良い事はどこの国の人も一緒。」みたいなことを言う。この事もキッカケの一つとなり伊藤は早々に帰国を決意する。ちなみにこの場面、エロいシーンは出て来ません。

 

富めるものとそうでないもの事は山尾と女性との絡みの中にも出て来ます。多少のフィクション的な事も含まれているかとは思いますが、興味のある歴史小説を読んでいるような楽しさが味合えました。