レビューにならないレビュー『RNR』

映画のレビューになってないレビューを書いてます

RNR338『オリオン座からの招待状』2007

cast 宮沢りえ 加瀬亮 宇崎竜童 原田芳雄

監督 三枝健起 原作 浅田次郎

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オリヲン座からの招待状 : 作品情報 - 映画.com

6/19

原作浅田次郎らしい映画だなと思いました。トヨを演じる宮沢りえ。か細く どこか幸薄げで影がある。その中に亡き映画館主の主人の意思を受け継いでいる。

影の中に女としての艶を感じさせつつも、同時に母性的なものを感じる。

これが太っちょだったりしたら似合わない。肝っ玉母さん風にたくましさを感じさせても似合わなかっただろう。宮沢りえが適役

 

この映画館に青年期にやってくる。住込みで働くようになり、映画館主の思いを受け継ぎ、トヨを支えて映画館を守る。これも、繊細でどこかに脆さを感じさせつつも芯の強さがある。加瀬亮が適役なのかな。アウトレイジのイメージからは全く正反対。想像出来ない。いや、逆でこの映画を見ると、アウトレイジの方が想像出来ないかも。

 

映画館主の宇崎竜童も、加瀬亮演じる留吉の晩年を原田芳雄。共に良い味を出している。

ただ、映画館閉館にあたり、慣れ親しんだ客達に招待状を送る。そこに来る客、幼き日の映画館の思い出を振り返っていく。そこに来る客達のシーンが薄いというか上手く描き切れてないような気がした。その場面が後半終了間際なので、映画そのものがショボい終わり方になってしまった感じがする。